RSS
Admin
Archives

しまだ見聞録

 住宅、建築などを中心とした趣味の日記です。(しまだ建築設計室 メールはコチラへ→ smd_i@yahoo.co.jp HPはコチラです→http://shimadesign.web.fc2.com/)

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索
RSSフィード
リンク
Powered by fc2 blog  |  Designed by sebek
--.--
--


--:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2010.01
26
CM:0

01:03
Category : 建築
以前、文化財マイスター養成講座の調査で、

藍寝床の調査に行きましたが↓、
http://smdblog.blog86.fc2.com/blog-date-20091204.html

それをレポートにまとめ所見を書き、提出しないといけないのですが、

イマイチ藍寝床がどういうものかわかってませんでした。

そこで、レポート提出日前日に藍住町にある藍の館に行きました。
ウチからけっこう近くにあります。

ainoyakata.jpg

母屋の奥村家の中も見れて、けっこう楽しめます。

ここは藍染め体験もできるので、また来てみたいと思います。

副館長の阿部さんにいろいろと教えて頂き、資料まで頂きました。
感謝です。



では少し説明を。



吉野川流域は阿波の北方と呼ばれていたそうです。

伝統産業である阿波の藍は、江戸時代の中期から明治36年頃までの約200年間、
全国の藍市場に販路をもち、その優れた品質によって、高く評価され
地藍(阿波以外の藍)を寄せ付けなかったそうです。
(ですが明治36年ドイツから安価な化学染料が入るようになり徐々に衰退)


藍の植物は連作できないのですが、
日本三大暴れ川である吉野川は毎年のように氾濫し
上流から肥沃な土を運んでくるので連作することができました。

藍葉は土用のころに収穫しそのあとに洪水がきます。
米の作れない地方の祖先たちの知恵として藍作がさかんになりました。


ちなみに茅葺き民家の屋根は叉首(さす)構造となっているのも多く、
叉首構造は屋根と桁は固定していないので、洪水で家が漬かったときに屋根が外れて、
最終は屋根が救命ボートのように浮かぶとか。


藍寝床は蔵のような平面形状をしてますが、倉庫ではなく作業場です。
上下2層の階に藍葉を1mぐらいまで積み上げながら、水を打ち醗酵させます。
醗酵すると熱とアンモニア臭のある蒸気が出て、室内は60~70°まで上がります。
それらを換気するために建物周囲全体に窓が付いてます。

醗酵が終わると藍染めの原料である蒅(すくも)ができます。
それを藍玉にして出荷します。



あと床下に特徴があって、下層より砂利・砂・もみ殻・粘土(タタキ)を敷き詰め
断熱効果をもたせ醗酵する時の熱が逃げない様にしてます。

もみ殻は腐るので、毎年床をやり替えていたそうです。




資料館も面白かったです。勝海舟の書いた書なんかもありました。

青は藍より出でて藍より青し』 という言葉もありますね。


なかなかよい所なので、興味のあるかたは是非どうぞ。

いろいろと知って、うれしくなって、
藍染め製品のカードケースを買ってしまいました(笑)

スポンサーサイト

Comment

非公開コメント

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。